中国最大の国際都市 上海市。常住人口2、300万人の文字通り世界に誇る大都市である。
100年程前には、列強各国の租界地として黄浦江沿岸に異国情緒あふれる建築物が立ち並び、アジアでも最も魅力的、かつ危険な街として名をはせていた。
今や、改革開放政策で急速に豊かな街として発展し、多くの富裕層がこの町に住みその地位を高めていった。”上海人”と言えば金持ちのステータスとして受け止められるそうである。
今回の旅は、そんな古い時代の上海と、新しい豊かな上海の両方を、じっくり楽しんでみた。
上海の名所は下の5つのエリアが中心となっている。
@外灘エリア(租界時代の各国の建物が並ぶ中、近代的な高層ビルが立ち並ぶ地域)
A豫園エリア(明代に建てられた中国江南式庭園とその周辺の古い街並み)
B南京路エリア(上海一の繁華街、特に南京東路は歩行者天国としてホテル、ショップ、レストランが立ち並ぶ)
C淮海路(わいかいろ)エリア(旧フランスの租界地区で今や流向発信ストリートとして有名)
D浦東エリア(黄浦江対岸の東方明珠塔や高層のオフィスビルが建ち並ぶ)
旅はC淮海路(わいかいろ)エリア以外のスポットは一通り歩いてみた。玉石混合の上海の町は、十分に魅力的で刺激的な街であった。(この旅は”常州だより”に掲載予定) |