南 京 散 歩
常州に住むようになって、南京は一度行ってみようと前々から思っていました。 理由は、南京のイメージが、tanisanには1937年の”南京大虐殺”の不幸な歴史が深く染みついているからです。
常州から1時間もかからない南京の町を自分の目で見て、”侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館” を訪問し、自分なりに、この不幸な歴史を直視し、歴史の舞台に浸ってみようと思ったからです。

記念館には、大勢の若い人たちが訪れていて、当時の悲惨な展示物に見入っていました。tanisanも約2時間の見学の後、しばらく言葉が出ない程むなしい気持になりました。
そのあたりの詳しいことはまた常州だよりに書いてみようと思います。

南京訪問を機会に、今から150年ほどの間の近代日本が歩んできた歴史を、改めて紐解いてみたいと思っています。同時に清国から中華人民共和国への中国の近代史も日本の歩みと重ね合せながら勉強しようと思っています。そして日本、中国、そして韓国、更には東南アジアの諸国を含め自分なりの歴史観を持ちたいと思います。

この日は、この後、南京の町を取り囲むように出来ている明代の城壁、中華門を見学し、最後に南京博物院の中国最高峰の芸術品を見て回り、南京散歩を終えることにしました。




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