中国・常州だより 

  
 
 (tanisanの足跡)

tanisanが2010年から約6年間過ごしている常州市は、上海と南京のほぼ真中にあり、上海から城際列車(高速鉄道)で約1時間で到着します。人口415万人の近年発達してきた新興都市で、町は旧市街と新市街に分かれ新市街の新北区周辺は都市開発計画により整備された街並みが広がっています。

駐在として赴任したのは、現役最後の年2010年から1年間でしたが、定年後も、ほとんど毎月2週間から~3週間、アルバイトの形で、わが社の常州工場で仕事をしています。
そして、6年目の今年2016年は、そろそろ仕事もバトンタッチの時期と予定しています。
念願の”中国・常州駐在・滞在日記”も、ようやく、まとめに入り、何とか今年中には出版にこぎつけたいと思っています。


6年間、近くて遠い隣国中国の実態を、自分の目線でしっかり見つめて来ました。世界第2位のGDPを誇っていても、13億人が暮らすこの国の人々が、等しく豊かさを実感するには、まだまだ長い道のりが続きそうです。
名実ともに世界の先進国の仲間入りをするには、もう少し時間がかかりそうです。



 

 

中国・常州
駐在滞在日記

(2017年5月発売)

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中国・常州だより

 中国の風景・写真
 
   無錫旅情                ・・・・上海~蘇州と汽車に乗り~太湖のほとり無錫の町へ~
・・・・麓頂山から太湖を望めば~心の中までひ~ろくなる~

この歌知ってますか?少し年代の人なら、おそらくご存知でしょう。そう!!尾形大作のヒット曲ですよね!! 
無錫は常州から新幹線で一駅で着きます。中国滞在中に一度訪ねてみたかったところの一つです。そして、ようやく実現しました。無錫旅情の歌詞の中にある麓頂山に登り、太湖を眺めてみたかったのです。左の写真が麓頂山山頂の仏塔の上から太湖を望んだ風景です。遥か彼方に太湖が広がっています。 
    s蘇州逍遥                   き~みの身胸に~抱かれてみたい~

さすがに、この歌はtanisanが生まれる前にはやった歌だそうです。たしか渡辺はま子の歌だったと思います。子供のころ、ラジオでよく流れていたのを覚えています。異国のメロディーにノスタルジーが絡み合い甘い旋律によく合っていた記憶があります。
さて、この蘇州は”東洋のベニス”とも謳われ、町には水路は張り巡らされ、美しい景観には何世紀かタイムスリップしたようで感動します。また、世界遺産に登録されている庭園が7つもあるそうです。左の写真は、その一つの拙政園の庭園です。
  中国人メンバーが
やって来た
    
会社の中国人メンバーが太宰府にやってきた

わが社の中国工場のスタッフ3人が福岡にやってきました。
機械設計の束さん(前の女性)、営業の張さん(真中の女性)、電気設計の趙君(後ろの男性) この日は休日を利用してtanisanの住む太宰府にやってきました。


  漂亮 !!

     漂亮 !!
 一般の中国女性は、ほとんど化粧をしません。化粧品が高いのも理由のようです。とりわけ資生堂の化粧品は、彼女たちにとってあこがれの化粧品だそうです。
しかし、もともと色白で、肌がきめ細かく美しいので、素顔の彼女たちを見ていても、それはそれで魅力があります。、
しかし、美に対する意識は、相当なもので、若い女性の間で美しく大変身した自分を写真に残すのが、最近大流行しています。
我社の銭さん、束さんが、恥ずかしそうにその写真を見せてくれました。さすがのtanisanもこれにはビックリ!!しばらく見とれてしまいました。
 南京散歩  一度は行って見たいと思っていた南京へ、この日思い切って行ってみました。
左の写真は初めて自動販売機で買った南京往復の当日乗車券です。
(今までは、前売りのみで、当日切符は買えませんでした。)
さて、tanisanにとって南京と言えば今から80年ほど前の戦争の歴史がどうしても蘇ってきます。生まれる前の事とはいえ、生まれる10年前のことです。それほど南京という街は、心に重く、複雑な感情を呼び起してきます。
この日は、この歴史記念館”侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館”と、明代に建てられた中華門、南京博物院と見学して常州に戻ってきました。
上海満喫  なんといっても、上海は今や中国最大の国際都市であり、世界の大都市です。いつも、飛行機でこの町について、鉄道駅までバスで移動し新幹線に乗ってしまうので、横目で見ながら通過するだけで、じっくりこの国際都市を見学したことは2回だけです。前回は日帰りで半日ほどの見学でしたが、今回は1泊しての小旅行です。
”外灘エリア””豫園エリア””南京路エリア””浦東エリア”と上海の見どころをゆっくりと楽しんできました。それと以前から一度見てみたかった上海雑技団の妙技も見てきました。もちろん有名な小龍包にも舌鼓を打ってきました。
  2度目の
アパート暮らし
 
 2010年に1年間アパート暮らしを経験しましたが、2012年7月から再びアパート暮らしが始まりました。今回は常駐ではありませんが、毎月2~3週間こちらに滞在するとなると,ホテル住まいよりアパートのほうが経済的でもあり、荷物も置ける利点もあり、杯徳名園というアパート団地の1室を借りることにしました。以前のアパートと同様、管理された広大な敷地内には、公園、庭園、樹木が配置されなかなか快適な生活空間が広がっています。


  中国の若者たち  6年近く、仕事を通じて中国とかかわりを持ち、良きも悪しき も自分の目で、この国を見てきて、マスコミで報道されているイメージと、実際の人々の生活状況とは、かなり温度差を感じています。
特に、若者たちのパワーには感心させられます。会社で共に働く、若者しか接触はありませんが、彼らは一様に、陽気で、向上心があり、責任感も強く、何事にも熱心で、礼儀正しく、とても好感が持てます。
歴史や文化、教育、国体の違いは外国ですから当然のことで、同じ人間としての情緒や感情に変わるはずはありません。そして、仮に諸々の問題があっても、彼らを見ていると解決できるのではないかと思えてきます。


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